LIFE WORK LIVE #02 〜大手リーマンと、小説家。なりたいからどっちもなってみた話。〜

こんにちは。はぐくむnote編集部のちーちゃんです。
某大手人材会社で働きながら、ライトノベル作家として活躍されている元平達朗さんをお招きして、「やりたいことを形にする方法」をテーマにオンラインでトークイベントを開催しました。
やりたいことがあるけど、どうやって形にすればいいかわからない人にとって、前に進むヒントが得られる時間となりました!

登壇者紹介

トークゲスト

元平達朗 / Tatsuro Motohira

人材業界

1991年生まれ。国立東京工業高等専門学校 物質工学科 卒業。
高専で化学を学び、卒業後は東証一部上場素材原料メーカーのグループ会社へ入社。
6年間技術開発部にて、製造技術・製品開発におけるエンジニアとしてのキャリアを積んだのち、2017年に某大手人材会社へ転職。
また並行して、2015年にライトノベル作家としてデビューし、今日まで全2作を刊行。

現職では、理系のバックグラウンドを活かし、主に製造業領域全般における企業の中途採用を支援するプランニング・スカウティング業務を遂行。
業務に必要な知識を集めること、執筆活動に必要な情報収集を行うこと、この二つを相互に影響させながら、人材領域におけるキャリアを形成中。

趣味はロードバイク。2021年度の実業団加入を目指してトレーニング中。

モデレーター
平山 裕三 / Yuzo Hirayama
株式会社はぐくむ

幼少期から恋愛対象が同性だと自覚。
本当の自分として幸せな人生を送ることは無理だと諦めていたが、大学時代にはぐくむと出会い、ライフデザインスクールを通じて「これから自分はどう生きていきたいか?」を考え始め、「カミングアウトし、あるがままに生きていきたい」と決意する。
卒業後、ソフトバンクにて法人営業に3年間従事し、株式会社はぐくむに入社。現在は、LIFE DESIGN SCHOOLや海外ビジネスプログラムにてファシリテート、起業家・主婦・若手社会人向けのプロフェッショナルコーチングを行なっている。
みんなからは「ぐっちさん」と呼ばれている。

やりたいことはどこから生まれ、どう実現してきた?

「やってみたい」をすぐに実現する

元平さんは、高専1年生の夏に初めて小説を書いたそうです。書き始めたきっかけは、アニメや漫画を見ている時に「俺の方が面白いの書けるな」と思ったからだと、笑いながら話してくれました。小説を書き始めた経験についてこんな風に語っていました。

元平さん:「1本目は、バーっと1週間くらいで書きました。面白いと思って書いたけど、読んでみて「これはダメだ」って思ったので、ゴミ箱の一番下に破り捨てました。その後2本目を書いて、友達に読んでもらったら結構ウケたので、やってみようかなって思いました。」

ぐっちさん:「自分の自信があることで1回ダメだったらやめちゃう子が多いと思うけど、2回目の継続がすごいですね。」

元平さん:「ちょっと面白い、やりたいなって熱量があったんです。あとは、人に読んでもらってないから、反応を知りたいっていう気持ちもありましたね。」

やりたいからとりあえずやってみた」という元平さんの話を聞いてみて、「時間がないから」「今日は疲れているから」と言い訳をして、普段からやりたいことを後回しにしがちな自分がいるなと改めて気づかされました。やりたいと思った時にすぐに行動に移せるところ、見習いたいです。

やりたいことは1回じゃ見つからない

とはいえ、やりたいことがない人にとって、やりたいことを見つけることが難しいよなと思っていたら、元平さんから、やりたいことの見つけ方についてお話ししてくれました。

元平さん:「とにかくすぐに調べることが大事。『なんかやりたいな』って思ったときにその熱を燃やしてあげるんです。それを繰り返して炎が大きくなったその先に、『自分がやりたいものを見せたい』って瞬間がくるので。やりたいことが見つかるか見つからないかの差は、『なんかやりたいな』を何回も繰り返せるかどうかだと思います。」

確かに、『なんかやりたい』って思うことは日常に転がっているものの、すぐに調べないと後から思い出すことも難しくなってしまうなと思いました。やりたいことを、とにかくすぐに実際に行動に移している元平さんから言葉は説得力がありました。

やりたいことを継続するためのコツ

①モチベーション維持の方法

フィードバックをくれる存在、味方を見つける

参加者から、「やりたいことを継続するために、モチベーションの維持はどうしてますか?」という質問がありました。

元平さん:「20歳に賞に出して一次選考を通過した出版社が丁寧なところで、「ここがダメ」って教えてくれるところだったんです。逆に、「そこを直したらこの出版社は採用してくれるのかな」って思えたので、兆しになりました。あとは、友達が都度フィードバックをくれタコとですね。とりあえず出してみる、反応を見てみるのが大事なことだと思います。」

ぐっちさん:「他者の目に晒していくことがすごく大事だと思いました。僕が普段接している大学生や若手の社会人の子だと、「一旦1人でやってみて、もしうまくいかなかったら誰かの力を求めます」って子はいるんですけど、自分を高めるためにもいろんな人の目に晒してフィードバックをもらう機会を自分から得てくことが、勇気がいるけど大切だなと思いました。」

友達にフィードバックをもらえる環境があったんですね。元平さんは、自分がどんなことをやっているかを発信していく力がある方だなと思いました。

いつまで頑張るか決める

もともと小説を書き始めた頃からプロを目指していたという元平さん。有言実行するために、どんな目標設定をしていたんでしょうか。

元平さん:「ゴールを設定することが、モチベーション維持する方法につながりました『29までにデビューしたい』って決めて、それまでにたどり着くために、1・2年後までにどうなっていたいかのショートタームの目的を切れるようにしていました。短く目標を立てて、『今週はこれをしよう、それを積み重ねたら1ヶ月後はこうなってる、1年後はこうなってる』って、積み重ねる戦略をしっかり立てるのは大事ですね。」

ぐっちさん:「目指してるものに対して何をするか考えてやっていたんですね。今の考え方ってコーチング的アプローチだと思いました。ゴールを決めて現状分析して、そのギャップをどう埋めていくか、何を行動に繋げていくか、って考えですね。」

まさにセルフコーチングですね。1人でやるのが難しかったら、誰かと一緒に定期的にゴールに対しての現状分析をすることでモチベーションが維持できそうだなと思いました。

②本業と小説を両立するコツは?

夢の中でも取り組むとプロになれる

元平さんは小説家としてデビューするまで、平日はエンジニアとして働いていたそうです。プロになるまで、普段どれくらいのペースで小説を書き続けていたんでしょうか。「打ちすぎて、PCのキーボードの母音が壊れた」との小話も交えてお話ししてくれました。

元平さん:「文庫小説一本がだいたい10万文字くらいなんですけど、年100万文字以上書いていました。時間でいうと、平日は夜ほぼ毎日、土日どっちか1日はやっていたので、月40時間以上は使ってましたね。」

ぐっちさん:「やりたいことあったら、平日夜と土日どっちか丸々1日やってたらプロになれるってことですね。1万時間の法則があるけど、それにつながるなと思いました。」

元平さんは、朝から晩まで小説にのめり込みすぎて、夢の中でも書いていたとか。起きた瞬間に文章の組み合わせが見つかったりするので、起きたら秒で書けるようにPCをずっと起動して枕元に置いていたそうです。そこまで夢中になれることがあるって素敵ですね。

体という資本を大切にして進んでいく

参加者から、「ダブルワークを両立するために工夫したほうがいいことは何ですか?」と質問がありました。

それに対して元平さんは、「時間と体力について工夫していた」と言います。

当時、化学屋で現場職があって危ないので、自分の体力が維持できる状態で、週に何時間費やすかを管理していたとのこと。『何時までやるか、何時以降はやってはいけない』の線引きをして、平日は0時以降は書かなかったそうです。

健康であれば割けるリソースは大きいので、健康維持のために何ができるのかを考えるのが大事だとおっしゃっていました。

自分の体力と相談しながら時間管理をしっかり出来る人、尊敬します。私も見習いたいです。

大切にしてきた「考え方」

「出来ない」はネガティブじゃない

出来ないと沈むと思うけど、『なんで出来なかったんだっけ』ってところでヒントを得られるから、出来なかったはネガティブじゃない。ピンチはチャンスだと言い訳をつけてモチベーションを維持していた。と、元平さんはおっしゃっていました。

何かに挑戦して出来なかったとき、出来なかった事実を見たくなくてそのままにしてしまうことが多い私には、痛い話でした。これからは、出来なかったことから学べることがある!と、ワクワクしながらふり返りをしていきたいです。

自分の世界で良いか悪いかを決めつけない

普段LIFE DESIGN SCHOOLで大学生とお話しすることが多いぐっちさん。普段よく遭遇するシーンと交えて、元平さんに質問されていました。

ぐっちさん:「『自分がこの作品はダメってわかってるから見せる必要ない』って、自分の作品に自信ないから他者に見せられないとか、行動が続かない人が多いじゃないですか。元平さんはどうして、自信はないけど他者に見せる事が出来たんですか?


元平さん:「選択をするときに、自分をあんまり信じてないで選択をしてます。自信があるかないかと、その行動をするかどうかは別なので。自分の判断は入れず、とりあえず体と口を動かすことは大事にしてます。」


ぐっちさん:「なるほど。『自分的に納得できてない』って、自分だけに留めちゃう人って多いと思うんですけど、それでも見せていこうぜって話ですね。」

元平さん:「そうですね、あと、『絶対100%出来いいだろう』って思ってることを『出来がいい』って言ってもらう時間って結構大事ですね。その人がどこを面白いって思うかの気づきを得る瞬間でもあるので。」

ぐっちさん:「そうですね、自分で見えてる世界はあくまで自分の世界でしかないですもんね」

元平さん:「選択をするときに、自分をあんまり信じてないで選択をしてます。自信があるかないかと、その行動をするかどうかは別なので。自分の判断は入れず、とりあえず体と口を動かすことは大事にしてます。」

ぐっちさん:「なるほど。『自分的に納得できてない』って、自分だけに留めちゃう人って多いと思うんですけど、それでも見せていこうぜって話ですね。」

元平さん:「そうですね、あと、『絶対100%出来いいだろう』って思ってることを『出来がいい』って言ってもらう時間って結構大事ですね。その人がどこを面白いって思うかの気づきを得る瞬間でもあるので。」

ぐっちさん:「そうですね、自分で見えてる世界はあくまで自分の世界でしかないですもんね」


確かに、勇気を出してやりたいことをやってみても、自分の中で自信がなかったりして、周りの人に見せるところまでいけないことってありますよね。周りの人にどう思われるかの心配は一旦置いて、見せてみることで見える世界が広がるんだろうなと思いました。

いかがでしたか?

LIFE WORK LIVEは、ライフワークしている人にスポットライトを当て、はたらくとは何か、仕事のどんなところに生きがいを感じているのか、などを深く聴いていくことで、ライフワークではたらくヒントが見つかったらいいなという想いでやっています。

今後も、登壇者が次の登壇者を紹介する形式で、ライフワーカーの生き方に迫るイベントを続々開催していきます!

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